雨樋交換工事
今回は雨樋交換工事についてご紹介致します!
雨樋についてご説明しつつ、実はメンテナンスが必要な場所であることを合わせてお話しさせて頂きます。
雨樋とは
雨樋とは、屋根の軒先に沿って設定されており、軒樋で屋根から流れてくる雨水を集め縦樋から地面に運ぶ役割を持っている、配管のようなもののことです。
雨樋が設置されている役割としては
◾️雨漏り防止
◾️外壁やその他基礎の保護
◾️騒音を抑える対策
の3つがあり主に雨による被害を抑えるための機能を持っています。
雨が多く降る季節は、弱い雨から激しく強風を伴う雨など、雨樋の活躍する場面が多いですがその分劣化は進行していきます。
雨樋の劣化状態
雨樋の繋ぎ目が剥がれずれている
→配管と同様何本もの半筒状のものが繋がれて作られているため天候の影響や劣化により繋ぎ目が剥がれてしまうことがある。
雨樋のひび割れや歪み・破損
→雨樋自体がひび割れ、破損をしている場合は雨水を運ぶ機能として役割を失っている。また、歪んでいる場合は程度によるが、ひどく歪んでいる場合雨水が横から漏れてしまう。
雨樋を支える金具の錆や折れ
→支える金具が劣化すると雨樋が落下する恐れがあり、危険な状態になる。金具も雨樋同様に天候の影響を受け劣化をするため、注意が必要。
歪みによる傾斜
→雨樋が歪むことによりひどく傾斜ができてしまった場合、雨水が流れにくくなり水が溜まってしまう。そこからカビや苔が生えたりした場合はさらに水通しが悪くなることがある。
施工方法
◾️既存雨樋と金具の撤去:既存の雨樋とそれを支える金具を撤去します
◾️金具新設:新たに雨樋を設置するために支えとなる金具を新設
◾️雨樋新設:新たに雨樋を新設
◾️施工完了
その他作業
また別途、雨樋に関する作業として、雨樋の清掃も行っております。
雨樋自体に不備はないが土が溜まっていたり、そこから雑草が生えてしまっていたりする場合は清掃のみの除去作業も行っております。
◾️清掃前
◾️清掃後
まとめ
雨樋は雨水を溜めて流すことで、外壁等の基礎を守ったり騒音を抑えるための役割を果たしています。
劣化状態は外から見て確認できるため、定期的にチェックしておくことで機能を保つことができます。
土が溜まっている場合などは雨の日にならないとわからない部分にはなりますが、水の流れを止めてしまう前に業者に依頼するなどして手入れをしておくと良いかもしれません。
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