メンテナンスの重要性について②💡
こんにちは!株式会社南建設です!
今回は外壁メンテナンスの重要性についてのお話です🔩
外壁のメンテナンスはご自身でも確認ができます。
しかし、何が劣化のサインかわからず放置してしまうお客様が多くいらっしゃいます。
目にみえる劣化と、触るなどして壁の状態を確認しないとわからない劣化と
様々なパターンがあるためぜひ参考にしてみてください!
【メンテナンスのタイミング】
Q:メンテナンスといってもいつ頃行うべきなの?
A:外壁は屋根と比べて早く、10〜20年を目安にメンテナンスを行いましょう。
外壁は、新築の場合、劣化の進行をできるだけ抑えるため
耐用年数が7年〜15年までの塗料が使われているご家庭が多いです。
ですが耐用年数が長いものでもやはりメンテナンスは必要となり、永年持つわけではないため
劣化状態の確認は重要となります。
【メンテナンスをする理由】
Q:メンテナンスは何のために行うの?
A:外壁の劣化により窓や、雨戸の歪みにも影響が出てしまう可能性があるからです。
表面的な劣化が主ですが、外壁の劣化が進行することで家の内側への影響も出てくるため
天候や災害から身を守るための家としての機能が果たせなくなってしまいます。
▼外壁に使われる塗料の種類別耐用年数
外壁塗料 |
耐用年数 |
アクリル系・ウレタン系塗料 |
6〜10年 |
シリコン系塗料 |
12〜15年 |
フッ素系塗料 |
15〜20年 |
【メンテナンスをしないと起きる現象】
Q:劣化といってもいつか塗り替えなどをすれば大きな影響がないのでは?
A:もちろん塗り替えを行うことで表面的な丈夫さは保たれます。ですが、表面だけの劣化と勘違いし、実際はひび割れや亀裂が入っていることに気づかず放置してしまっていたとすれば修繕費用がかさむだけでなく家内への影響も拡大してしまいます。
▼外壁の経年劣化と劣化が意味する外壁状態
年数 |
劣化現象 |
外壁の状態 |
1〜2年目 |
変色 |
紫外線や雨風によって外壁の塗装のがダメージを受けている |
5〜6年目 |
チョーキング ※外壁を触ると粉のようなものが手につく現象 |
外壁塗装の効力が落ちてきている |
6〜7年目 |
カビや苔の発生 |
・防水性などの効力が低下し、汚れが付着している ・異臭などの発生にもつながる |
8〜9年目 |
色褪せやひび割れ |
・雨などの天候や乾燥などの季節による影響で表面的に劣化している ・シロアリが侵入する可能性が高まる |
10年目 |
剥離や破損 ※外壁塗料が塊で剥がれてしまう現象 |
外壁塗装による保護機能が失われている |
◎タイルやパネル式の外壁を使用している場合、コーキング(隙間を埋めているゴム)部分も劣化が起きるため合わせて貼り直しする必要があります。
8〜9年目の劣化状態からは、天候による影響も受けやすくなり傷はより一層拡大してしまいます。
そうなると、外壁が浮いたり反ったりするだけでなく
防水効果がなくなり水分を吸収するようになれば、雨や雪が浸透しやすくなるため雨漏りの原因にもなります。
また、劣化がひどい状態であれば、一部の修繕ではなく全張り替えが必要となる可能性もあります。
【メンテナンス方法】
Q:劣化場所が見つかったらどのようにメンテナンスすれば良いのでしょうか?
A:メンテナンスは、劣化の深刻度合いにあわせて「塗装」「重ね張り工事(カバー工法)」「剥がれ補修」「張り替え工事」「補修工事(コーキング材の新設)」がございますのでご説明させていただきます。
・変色、チョーキング、カビや藻の発生は「塗装」で修繕が可能です。
・色褪せやひび割れは「重ね貼り工事(カバー工法)」で修繕が可能です。
・部分的な剥離は「剥がれ補修」、重度のひび割れや広範囲の剥離は「張り替え工事」が必要です。
※状態によっては全体的な張り替えを行う場合がございます。
◎コーキング(隙間を埋めているゴム)部分の劣化は「補修工事(コーキング/シーリング材の新設)」を行う必要があります。
工事の詳細
施工名 |
施工内容 |
塗装 |
表面を塗装することで変色、チョーキング、カビや藻などの表面的な劣化症状を修繕 |
重ね貼り(カバー工法) |
既存の古い外壁材の上から、新たな外壁材を張ること ※下地部分・基礎部分はそのままに、建物の見た目を新しくします |
張り替え |
既存の外壁材を解体撤去し、その上から新たに外壁材を張ることで劣化症状を修繕 ※下地部分から外壁を入れ替えます |
補修工事 (コーキング/シーリング新設) |
コーキング補修など、部分的な劣化を補修 ※部分的な修繕のことを言います |
⚠️早めのメンテナンスが必要な場合⚠️
「雨漏りしている!?」
外壁の傷やひび割れから、雨が浸透してしまっているため表面の修繕だけでは治らない状態にあります。
「深くひび割れしている!?」
見た目は小さい傷でも、実は奥深くまでひびが続いてしまっている場合。
表面の補修だけでは完全に修繕ができないため、大規模な張り替えが必要となってしまう可能性があります。
【まとめ】
外壁は、表面的な汚れが目立つため工事を視野に入れる方が少ないですが、屋根と同様に天候や気候の影響が受けやすい部分となります。また、自分の目で確認できる場所であるため、補修や修繕を先延ばしにしてしまいがちです。
変色や色褪せ、コケや藻などの変化は目で見てわかりますが、劣化による剥離などは剥がれてから気づく場合が多いため結果工事費用がかさんでしまうパターンが多く見受けられます・・・
細かいひび割れや剥離の前兆など、気づきにくい劣化現象を自分では見えていないからと放置するのではなく工事・点検のプロである業者に正確なチェックを依頼することで美しい外観を保つとともに老朽化を防ぎ安心して過ごせる環境を整えることが大切です!
南建設でも随時ご相談を承っておりますので、お気軽にお問い合わせください!!
普段から気になっていることや今後心配なことなど抱えている不安は全て解決し快適に生活できる、より長く住み続けられる丈夫な家づくりをしていきましょう!
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