メンテナンスの重要性について💡
こんにちは!株式会社南建設です!
今回は屋根メンテナンスの重要性についてのお話です🔧
メンテナンスといっても自分で管理すると考えると難しいですよね・・・
メンテナンスをせずに20年、30年と暮らしていると気づかないうちに劣化が進み老朽化し
知らぬ間にボロボロになってしまうため日々の生活に影響が出てくる可能性があります。
「一生の買い物」のひとつとも言われる素敵な家で少しでも長く綺麗な状態で住み続けるためにも
メンテナンスの大切さに気づいていただけると嬉しいです✨
【メンテナンスのタイミング】
Q:メンテナンスといってもいつ頃行うべきなの?
A:築年数によって多少異なりますが、基本的には20〜30年を目安にメンテナンスを行うことをお勧めします!
屋根の劣化状態は様々で、外から見てわかる場合もあれば実は裏側まで劣化が進行している場合もあります。
また、50〜100年の耐用年数があると言われている日本瓦でも下地の防水シートに関してはメンテナンスが必要とされています。
※日本瓦については後ほど詳しくご説明いたします!
【メンテナンスをする理由】
Q:メンテナンスは何のために行うの?
A:屋根の劣化が進むと家の老朽化と私生活への影響が出てきます。また、気づいてから工事をお願いしても
劣化の状態によっては大規模な修繕工事が必要となり費用も高額となってしまうからです。
▼屋根の種類とメンテナンス時期
屋根の種類
・化粧スレート:セメントと繊維素材を混ぜて薄く板状にしたもの
・アスファルトシングル:ガラス基材にセメントを浸透させ表面に石粒を付着させたもの
・ガルバリウム:鋼板(金属)
・セメント瓦:セメント
・日本瓦:日本国内の粘土を材料に使用した焼き物
◎防水シート:屋根の下地となるもので、瓦の下に敷いてあるもの
素材ごとのメンテナンス時期
屋根素材 |
メンテナンス推奨時期 |
化粧スレート |
7〜10年 |
アスファルトシングル |
10〜20年 |
ガルバリウム |
15〜20年 |
セメント瓦 |
10〜15年 |
日本瓦 |
20〜30年 |
◎防水シート:20〜30年
【日本瓦について】
日本瓦は50〜100年の耐用年数を持つと言われる日本で作られた瓦です。
伝統文化でもある焼きの製法を利用し、強度と質の高い日本の粘土を用いて焼き上げることで耐用性の強い瓦を作り上げているため
日本で瓦屋根が一般的に取り入れられるようになり始めてから日本瓦を使用している家庭が多くいらっしゃいます。
そもそも屋根瓦を設置し始めた目的は、火災が起きた際に発生する火の粉から家を守り、火災が広がるのを防ぐことなのです。
瓦を屋根に使用していたことで、火の粉による火災の拡大を防げたという実例もあります。
しかし瓦の耐用年数が長くとも、屋根には必ず下地となるベースがあり瓦が取り付けられているというのが屋根の構造です。
下地となる「防水シート」や瓦の接着に使われる「漆喰」は消耗品となるため、瓦の耐用性が良くともメンテナンスが必要となってきます。
また、日本瓦は塗装での修繕ができません。
今後も屋根を綺麗に保ちつつ、外観や家内への影響がない美しい家を維持するためにも
定期的にメンテナンスを行いましょう!
【メンテナンスをしないと起きる現象】
Q:劣化したからといって家が崩れてしまったり大きな影響がないのでは?
A:気づいてからでは遅く、劣化しているからこそ家は壊れやすくなります。
天候の影響はもちろんのこと、災害が起きてしまった際には手遅れとなり事故につながる危険性も高まります。
▼屋根の種類ごとに起きる劣化現象
・化粧スレート:スレートが抜け落ちる/屋根のたわみ、歪み/雨漏り
・アスファルトシングル:素材の表面の剥がれ/屋根のたわみ、歪み/雨漏り
・ガルバリウム:穴あき/素材の捲れ/屋根のたわみ、歪み/雨漏り
・セメント瓦:色褪せ/コケ/瓦のズレや割れ
・日本瓦:瓦のズレや割れ/漆喰の剥がれ(接着部)/瓦の抜け落ち/屋根のたわみ、歪み/雨漏り
その他にも劣化により屋根や外壁に傷や隙間ができることで、耐久性は低下していき
「すきま風」や「害虫」の侵入、「屋根素材の落下」や「屋根崩れ」の可能性も出てきてしまいます。
また、屋根素材が剥がれたままの状態での放置は、強風の影響で割れたカケラや剥がれた部分が落下する恐れもあります。
瓦屋根などの場合は、瓦が外れたまま放置していると重みで屋根全体が崩れる危険性もあります。
【メンテナンス方法】
Q:劣化場所が見つかったらどのようにメンテナンスすれば良いのでしょうか?
A:メンテナンスは、劣化の深刻度合いにあわせて「塗装」「カバー工法」「葺き替えの工事」がございますのでご説明させていただきます。
・コケや色褪せ、錆などは「塗装」で修繕が可能です。
・割れやずれ、抜け落ちや剥がれおちは「カバー工法」で修繕が可能です。
・たわみや歪み、雨漏りは下地となる素材が劣化しているため「葺き替え工事」が必要となります。
工事の詳細
施工名 |
施工内容 |
塗装 |
表面を塗装することでコケや藻、色あせなどの表面的な劣化症状を修繕 |
カバー工法 |
既存の屋根の上に新たな屋根素材を設置し、カバーすルコとで修繕 ※すべての屋根に適用できるわけではないため、下地素材が寿命を迎えている場合は葺き替えが必要 |
葺き替え |
下地から交換する大規模工事を行い、内部の劣化まで修繕 |
⚠️早めのメンテナンスが必要な場合⚠️
「雨漏りしている!?」
家の構造として実際に雨をしのぐ機能を果たしているのは、下地であるルーフィングという防水シートです。
築年数が20年を超えている場合、ルーフィング自体が傷んでいる可能性があります。
「破損した瓦が地面に落ちている!?」
特に雨が降った次の日は、瓦の破損やズレ・落下が発見されることがあります。
この場合は屋根裏を確認し、そこに雨染みが見つかれば劣化状態はかなり深刻となっている可能性が高いです。
【まとめ】
屋根の構造は、大まかに「雨風からしのぐための下地」「その上のカバーや補強となる瓦」という2つの構造からできています。
また、屋根の素材や材質によって対応できるメンテナンス方法は異なり、劣化の進行スピードもさまざまです。
ですが、屋根にのぼり確認することは素人が行うと危険な行為であり、外から確認するにも目の届く範囲ではありません・・・
そんな時は無理はせず、工事・点検のプロである業者に正確なチェックを依頼することで
安心安全にご自宅の状態を確認してもらうことができます!
南建設でも随時ご相談を承っておりますので、お気軽にお問い合わせください!!
普段から気になっていることや今後心配なことなど抱えている不安は全て解決し
快適に生活できる環境を整え、より長く住み続けられる丈夫な家づくりをしていきましょう!
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