フローリングについて

フローリング張り替え工事

こんにちは!株式会社南建設です!

前回はヒノキの効果についてお話をしましたが、いかがでしたでしょうか?
木材も単なる材料ではなく様々な効果があることがわかりますよね!

今回はそんな木材を使用した弊社で取り扱っている、内装リフォームの一つであるフローリングの張り替えについてご紹介させていただきます。

 

フローリングとは

 フローリングとは床用の木材のひとつで、使用している床そのもののこと。フローリングには、木材をそのまま使用した「無垢フローリング」と下地の板に木目調のデザインがされた素材もしくは無垢材を上に張り付けた「複合フローリング」、近年DIYとして使用されることの多い木目がデザインされたシート上の「フロアタイル(クッションフロア)」の3種類があります。

 また、木の香りは人を落ち着かせ癒しを感じさせる効果があるため生活の空間を癒しの空間へと導いてくれます。木のもたらす効果については前回の「ヒノキの効果」というタイトルの記事をご覧ください!

 

フローリングの種類と特徴

 種類 

 素材について 

 使用素材 

無垢フローリング

天然木100%の板で他の木材が混ざっていない床材

パイン材・ヒノキ・スギ・桐・オーク・ウォルナットなど

複合フローリング

無垢フローリングより一般的に使われおり、合板などの基材の表面に、化粧材を貼り合わせた床材

表面にオークやウォルナットなどさまざまな種類の突き板や挽き板が使用されている

フロアタイル

(クッションフロア)

木目デザインが描かれている薄いタイル状の床材

一般的にポリ塩化ビニル製(PVC、塩ビ)、炭酸カルシウムを配合した素材

 種類 

 メリット 

 デメリット 

無垢フローリング

■自然塗料などで仕上げれば、天然木独特の芳香があり手触りがよい

■長年にわたって風合いを楽しめる

■木の種類によっては柔らかく傷つきやすい、割れやねじれ、反りが起こりやすい

■床暖房に使えないものが多く、無垢フローリングは定期的なメンテナンスが必要

複合フローリング

■膨張や伸縮が少なく温度や湿度の変化に強い特徴があり、割れやねじれ、反りが起こりにくいので、床暖房に使えるものが多い

■キズに強く家のさまざまな場所の床材に使用できる

■合板、挽き板、突き板、シートの構造で作るため費用がかかる

フロアタイル

(クッションフロア)

■DIYに向いている

■水濡れや汚れに強く土足にも対応でき、床のサイズに合わせて簡単にカットができる

■実際の木材より柔らかいためお子さんがいるご家庭におすすめ

■施工時間の短縮と費用も安い

■接着剤でしっかり固定するタイプと貼るだけの簡単なタイプがあり使用場面に応じて用途を選べる

■気温の寒暖差が大きいと伸縮を起こしやすいため、しっかりと下地に固定する必要がある

■中には、ガラスファイバーを加え作り上げることで伸縮を抑え、厚みがあるため置くだけでOKな商品もあり

フローリングで人気の木材

1位【オーク】     

2位【ブラックウォルナット】

3位【ハードメイプル】

4位【ブラックチェリー】

5位【アッシュ】

その他素材

パイン材     ヒノキ       スギ     

   

フローリングの劣化

フローリングもコーティングや加工がされているとは言え、木であることに変わりはないため劣化は起きてしまいます。

 

劣化①紫外線による変質・変色

日当たりの良い場所ほど紫外線を受けやすく、紫外線を受けた木は黄変や退色、白化などの変色を起こします。また、長年紫外線にさらされていると、湿気も受ける中で乾燥もしてしまい結果としてひび割れが発生することもあります。

 

劣化②生活で生じる傷

椅子やテーブルなどの移動や、長年の重みにより気づかないうちに床も傷んでいきます。ペットを飼っている場合、排泄物によるシミや傷み、爪による傷がついてしまうことが多いです。また、小さな傷でも傷口から水が染み込んでしまうなど更なる汚れの影響で劣化拡大につながります。

 

劣化③水分の吸収による変質・変色

飲み物や食器洗いの際などにこぼした水が床に染み込んでしまうことで、コーティングが剥がれてしまったり、その後は木の劣化につながり変質・変色を起こしてしまいます。ペットによる排泄物などはアンモニア臭も含まれているため水分だけでなく匂いも残りやすくなります。

 

フローリングのメンテナンス

フローリングに関しては日々のお手入れが重要となります。何かをこぼした際にはなるべく早く拭き取るようにし、水分の吸収をできるだけ控えるなど清潔に保つことがメンテナンスにつながるのです。

また、種類によってメンテナンス方法に注意することで長く保つことができます。

 種類 

 メンテナンス方法 

無垢フローリング

掃除機、モップがけ、ワックスがけ、再塗装

複合フローリング

掃除機、モップがけ、水拭き、洗剤を使用したモップがけ、クリーナー

フロアタイル

(クッションフロア)

掃除機、モップがけ、水拭き、洗剤を使用したモップがけ、張り替え

お手入れといっても劣化がひどい場合は、再塗装や張り替えが必要となってきます。そうなると、大々的な工事が必要となり部分的な取り替えや全面の取り替えを行う必要があります。木の変質・変色が進行している場合は数年後には張り替えが必要となる可能性があります。

張り替えや再塗装が必要な場合は施工が必要となるため、張り替えに関しては業者が必要となり工事費が発生し、範囲によって更に費用がかかります。

まとめ

フローリングは視覚的にも嗅覚的にも人を癒してくれる効果があるため、一般的に多くのご家庭に取り入れられています。木そのものを使用するため、温もりも生まれ過ごしやすい空間作りに最適です。

近年では木目をデザインした傷につよいフロアタイルという床材もあり、簡単にDIYが可能なため注目を集めています。

フローリングも日々生活をしていれば劣化が起きてしまい、10年後20年後には目に見える形で劣化が進行してきてしまいます。そのため、日々のメンテナンスから定期的なメンテナンスまで劣化状況に応じて対応が必要となります。

3月以降はさらに天気に左右されることが多くなり、湿気乾燥など様々な環境による影響も増えてくるためメンテナンスを行い、綺麗な環境で新たな時期を迎えてみるのも良いかもしれません。

弊社でも、外装だけでなく内装のリフォームも承っているため気になることや見てほしいこと、相談したいことなどがありましたらお気軽にご連絡ください!

 

 

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