季節ごとの災害 【春夏編】

季節ごとに起こる災害について🌪

 

こんにちは!株式会社南建設です!

 

近年災害が多く、温暖化による「ゲリラ豪雨」「猛暑」や地中のプレートが大きく動くことによる「大地震」など生活や健康に影響を及ぼすほどの異常現象が多く発生しています。

どれも自然現象であるため、いつ、どんなタイミングで、どの異常現象が発生するかは推測するほか断定できるものではありません。また、災害が起きることで人々の生活にも大きな影響を及ぼします。

私たちが快適に過ごすことができているのは、という守られた環境の中で暮らすことができているからです。特に天候による災害から身を守るためにはという存在は欠かせないものとなっています。

 

今回は春〜夏にかけて起きる様々な災害についてご紹介させていただきます💡

 

【季節ごとの自然災害について】

<春>

春一番:2月~3月頃

北海道・東北地方の北日本と沖縄を除く地域でその年に初めて吹く、暖かく強い南風(8m/s以上)のこと。季節外れの暖かな陽気となりますが、低気圧を巻き込みながら日本海を北上するため「雪崩」や「融雪洪水などの気象災害」を引き起こしたり、空や鉄道の運行にも影響を 及ぼし、寒さが急に戻ることで急激な温度変化をもたらす。

春の嵐(メイストーム):3月~5月頃

北からの冷たい空気と南からの暖かい空気がぶつかり、日本列島付近に温帯低気圧が急 速に発達することで発生する台風並みの暴風や猛吹雪のこと。台風と違い1〜2日で急激に発達し、低気圧の中心から離れた場所でも風が強く吹くため、広範囲に被害をもたらしやすい。

融雪洪水:3月~5月頃

雪解けの時期に、気温の上昇により積雪が大量に融けて河川に流れ込み、河川を増水さ せ洪水が発生すること。

雪崩:1月~3月頃

急な斜面上などに積もった雪や氷が、重力の影響を受けて崩れ落ちること。

★日本では国土の半分以上が豪雪地帯に指定されているため、危険な災害

『表層雪崩』

古い積雪の上に降り新たに積もった部分の雪だけが滑り落ちること。気温が低く、雪が 多く降り続く1〜2 月頃の厳寒期に多く発生する。

『全層雪崩』

斜面に降り積もった古い積雪と新たに積もった雪が地表面を滑り落ちること。春先の融 雪期など気温が上昇した時に発生しやすい。

★雪崩のスピードが非常に速く、破壊力も大きいため被害範囲も広くなり危険

 

<夏>

ゲリラ豪雨:5月~9月頃

地上付近と上空の温度差が大きくなり大気が不安定な状態になることで突発的に発生す る局地的な大雨のこと。

猛暑:7月~8月頃

平常の気温と比べて著しく暑く、最高気温が35℃以上となること。年々、熱中症で救 急搬送される件数は増えており、命の危険にさらされるケースが増加しているだけでな く、農業、畜産、漁業など生活にも影響を与えます。

「地球温暖化」や「ヒートアイランド現象」といった地球問題が原因とされています。

土砂災害:3月~10月頃

3月~5月の融雪、6月~7月の梅雨、8月~10月の台風や大雨、また、火山の噴火などに より山やがけが崩れたり、くずれた土砂が雨水や川の水と混じって流れ出たりすること で建物を押しつぶしてしまうこと。

『土石流』

山腹や川底の石や土砂が、集中豪雨などによって一気に下流へと押し流されること。

『がけ崩れ』

山の斜面や急傾斜の崖、斜面が雨水の浸透や地震などでゆるみ、突然崩れ落ちること。

『地すべり』

斜面の一部または全部が地下水や重力の影響でゆっくりと斜面下方に移動すること。

 

【自然災害で気をつけること】

災害に不安を抱いていても、実害がないと備えをしない方も多くいらっしゃいます。近年では実害も多いことから様々な防災・非常グッズを揃える家庭は増えてきていますが、家自体の安全性の見直しや補強を行っている方はまだまだ少ないです。

▼各災害が起こることで影響する家への被害

春の災害

被害

春一番

 

強風の影響により、屋根瓦や外壁の破損・剥離部分の一部吹き飛び

春の嵐(メイストーム)

融雪洪水

浸水により、土台や基盤・柱、外壁下部の劣化・老朽化

雪崩

雪崩による、外壁の破損

夏の災害

被害

ゲリラ豪雨

豪雨の影響により、屋根材の傷みや防水シートの劣化、屋根裏の傷みや雨漏り

猛暑

熱と紫外線により、外壁の変色や剥離、木材の腐敗

土砂災害

(土石流 / がけ崩 / がけ崩れ)

土砂災害による、外壁の破損

このように災害により家も大きな影響を受けているのです。

自分の身に直接的に被害がなくとも、自分を守ってくれている建物はその分劣化が進んでいきます。

さらに、地震や津波など命に関わるような大災害が起きた際には、家の強度と安全性がなく劣化が進んだ状態であればあるほどかなり危機的状況となってしまいます。

実害がないからと後回しにするのではなく、災害時を想定し普段から安心して暮らせる住まい環境を整えていきましょう🛠

 

 

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